☆裏話☆
　この曲のテーマは”イケマ”です。
　歌詞・PVはあめんぼさんにかいてもらいました。

　イケマはガガイモ科のつる植物です。
　全草、特に汁にシナンコトキシンなどを含む毒草で、誤食すると嘔吐や痙攣が起きるそうです。

　作詞のあめんぼさんによるとこの曲のコンセプトは”怖いもの知らず”だそうです。イケマの白い汁のようなものを摂取した少年の話で、Daturaとリン クしているそうです。
　イケマはアイヌ語で「神の足」という意味で魔除けに使われるらしく、曲名の「アルカ」はアイヌ語で「痛い」という意味らしいです。
　最初に出てくる文字はDaturaに出てくる白い顔の女性の話だそうです。Daturaの神様はその女性が気に入り無理やり殺して天上に連れて行ってし まったそうです。下界が恋しい女性はふさぎ込んでしまい、神様はそれが気に食わなくて「おうちに帰してあげようか？」と女性に持ち掛けます。それに対し女 性は「おうちは魔物(神様)に焼き払われたの」と皮肉を返し、神様も「じゃあおうちを作ってあげよう」と応えます。その神様が指示した「おうち」というの が女性の弟の家でした。弟は好奇心旺盛で危機回避能力の低い子供だったので、神様は天使を使ってイケマの毒を弟に盛らせます。これで姉弟仲良く暮らせるだ ろうという神様の魂胆だったのですが、女性ももう人ではないので、「少しは警戒しなさい」と昇天しかかっていた弟の魂を追い返します、というお話だそうで す。